メーガン妃が告白「10年間、世界で最もネットいじめを受けた」若者へ贈った切実なメッセージ
オーストラリアを訪問しているメーガン妃が、自身の経験を振り返り「世界で最もネット上で誹謗中傷された人物」として、切実な思いを明かしました。
現地時間10月16日、ヘンリー王子とともにメルボルンのスウィンバーン工科大学を訪れたメーガン妃は、青少年のメンタルヘルスを支援する団体「batyr」の学生たちと交流の場を持ちました。同団体は、若者が抱える心の悩みに対する偏見をなくし、早期に助けを求められる環境作りを推進する活動を行っています。
車座になって学生たちの悩みを聞いたメーガン妃は、自らもまた長年バッシングの標的になってきた事実に触れました。「この10年間、私は毎日いじめや攻撃を受けてきました。世界で最もネット上で誹謗中傷された人間だったと言えるでしょう。それでも、私は今こうして皆さんの前に立っています」と語りかけ、ネット上の悪意にさらされながらも前を向き続けてきた強さを示しました。
さらに妃は、誹謗中傷が蔓延する背景として、巨大なIT業界の構造に言及しました。「クリック数を稼ぐために残酷な行為を利用している、数十億ドル規模の業界。その仕組み自体が変わらないという現実を認識しなければなりません。だからこそ、皆さんはもっと強くならなければならないのです」と、若者たちにエールを送りました。
ヘンリー王子夫妻は以前から、SNSが若者の精神衛生に及ぼす悪影響について強い懸念を示してきました。夫妻が運営する財団「アーチウェル・フィランソロピー」でも、オンライン上の安全性向上を活動の柱に据えています。特に、SNSによる被害を受けた子供を持つ家族を支援する「親のネットワーク」の設立など、その活動はより具体的な支援へと広がっています。
4日間にわたる今回のオーストラリア訪問では、メルボルンやキャンベラ、シドニーを巡る予定です。夫妻はメンタルヘルスや地域社会の回復、さらには退役軍人支援といったテーマに焦点を当て、精力的に公務やプロジェクトに取り組むことになっています。