泥沼7連敗のメッツ、オーナーのポジティブ投稿が火に油「ひどい編成だ」とファン憤慨
ナ・リーグ東地区の最下位に沈むメッツの苦悩が止まらない。日本時間15日、敵地でのドジャース戦に1ー2で競り負け、ついに連敗は「7」にまで伸びた。
この日の先発マウンドに上がったのは、昨年のデビュー以来、着実に評価を高めている若手右腕のマクリーンだ。昨春のWBCでも米国代表として名を馳せた期待の星は、ドジャースの強力打線を相手に7回2安打1失点、8奪三振という圧巻のピッチングを披露した。しかし、これほどの好投を援護できないのが今のメッツの現状だ。
打線はドジャースのエース・山本由伸を前に沈黙。初回にリンドアが放った先頭打者ホームランが唯一の得点となり、実に21イニングぶりの得点を記録したものの、後が続かなかった。2回以降は最終回までスコアボードに「0」が並び、深刻な決定力不足を露呈する形となった。
借金が「4」に膨らむなか、チームの再建を託されている大富豪、スティーブ・コーエンオーナーが自身のXで沈黙を破った。投稿されたのは、敗戦の中にも希望を見出そうとする異例の声明だった。
コーエン氏は「負けるのは誰だって嫌なものですが、今夜は明るい兆しが見えた」と切り出し、本塁打を放ったリンドアや復調の気配を見せたビシェット、さらには故障離脱中のソトがランニングを再開したことなど、好材料を次々と列挙。「ファンの皆さん、どうか諦めないで。必ず巻き返します」と熱く呼びかけた。
だが、この前向きな姿勢が、勝利を渇望するファンの逆なでしてしまったようだ。SNS上では「楽観的すぎる。プレーオフを狙える戦力ではない」「このチーム編成は否定しようのないほどひどい」「昨年から負け続けているチームに対して、ファンが落胆するのは当然だ」といった、辛辣な意見が殺到する事態となっている。
次戦は今季未勝利のホームズが先発し、絶好調の大谷翔平を擁するドジャースと再び相まみえる。オーナーが見据える「反撃の兆し」を、現実のものとして結果で示せるのか。崖っぷちのメッツに注目が集まる。