主砲不在のメッツに限界か ドジャースとの金満対決で完敗し泥沼6連敗
メッツは13日(日本時間14日)、敵地でのドジャース戦に0―4で敗れ、連敗がついに6まで伸びました。ナ・リーグを代表する資金力を持つ球団同士の激突として注目された今回のカードですが、ふたを開けてみれば投打で圧倒される形となり、チームの低迷がより鮮明になっています。
試合は初回、先発のピーターソンがスミスに適時打を許して先制を許すと、3回にはパヘスに痛恨の3ランを浴びて序盤で主導権を握られました。反撃したい打線でしたが、相手先発のロブレスキの前に沈黙。わずか3安打で長打はゼロ、さらに2つの併殺打を記録するなど最後までホームが遠く、2試合連続の完封負けを喫しました。
今季、ドジャースが大谷翔平と10年総額7億ドルの超大型契約を結んだ一方、メッツも負けじとフアン・ソトを15年総額7億5000万ドルで獲得。スター軍団同士の「金満対決」として期待された一戦でしたが、肝心のソトは右ふくらはぎの肉離れで負傷者リスト入りしており、遠征にも帯同していません。看板打者を欠いた打線の冷え込みは深刻で、ソトが離脱した3日の試合以降、チームは急激に失速しています。
連敗中の得点力は壊滅的で、1試合平均わずか1・5得点。地元紙ニューヨーク・ポスト電子版は、この惨状を「単なる不調ではなく最悪の状態に転落した」と厳しく断じました。記事内では「ノーヒットノーランを免れるのが精一杯だった」「20イニング連続無得点」といった屈辱的な言葉が並び、成すすべなく敗れたチームを切り捨てています。
これでメッツは7勝10敗となり、ナ・リーグ東地区の最下位に転落。借金は3まで膨らみ、勝率5割が遠のく結果となりました。開幕から好調を維持し、12勝4敗と独走態勢を築きつつあるドジャースとは対照的に、メッツにとってはシーズンの正念場を早くも迎える形となっています。