MLBエンゼルスのマイク・トラウトが深刻な不振に陥る 4月打率1割未満で米メディアも懸念
エンゼルスの絶対的な主砲、マイク・トラウト外野手がかつてない苦境に立たされています。今シーズンは開幕から2試合連続の本塁打を放つという、完全復活を予感させる最高の滑り出しを見せたトラウト。しかし、その後のバットは魔法が解けたかのように急激に冷え込み、ファンの間に動揺が広がっています。
現在の成績は見る影もありません。打率はついに2割の壁を割り込み1割9分まで低迷。本塁打は開幕直後の2本のまま足踏みを続け、打点もわずか3にとどまっています。特に4月に入ってからの失速ぶりは顕著で、7試合に出場して22打数2安打、打率0割9分1厘と極度のスランプを露呈。さらに10三振を喫するなど、本来の選球眼やコンタクト能力が影を潜めています。
そんな中、追い打ちをかけるようなアクシデントも発生しました。5日に行われたマリナーズ戦で、相手投手の投じた内角球が左手を直撃。負傷交代を余儀なくされたトラウトは、翌日の試合を欠場しました。この一件に対し、普段は冷静なトラウトが「あそこにコントロールできないなら、投げるべきではない」と怒りをあらわにする異例の場面も見られました。幸いにも軽度の打撲で負傷者リスト入りは免れたものの、復帰後も快音は響いていません。
米メディア「スポーティング・ニュース」も、3度のMVPに輝いた至宝の異変を危惧しています。直近の先発8試合で打率0割6分9厘、12三振という惨憺たる数字を挙げ「たび重なるケガの影響が及んできたのか」と、かつての輝きが失われつつある現状を指摘しました。満身創痍の主砲は、このどん底から再び這い上がることができるのでしょうか。球界の至宝が見せる苦悶の表情に、全米の視線が集まっています。