グラスハートヒロイン宮崎優が日曜劇場初参戦 挫折に揺れる役に重ねた自身の過去
Netflixシリーズ「グラスハート」のヒロインに抜擢され、いま最も注目を集める若手女優の一人である宮崎優が、TBS系の日曜劇場「GIFT」で同枠への初出演を果たした。車いすラグビーを題材にした熱い人間ドラマの中で、彼女が挑むのは葛藤を抱えるポストドクターの宗像桜役。大きな一歩を踏み出した彼女に、撮影現場での手応えや自身の転機について聞いた。
念願の日曜劇場への出演が決まった際、宮崎は「ずっと目標の一つに掲げていた場所だったので、決まった瞬間は純粋に嬉しかったです」と振り返る。日本中の注目が集まる伝統ある枠だけに、喜びと同時に身の引き締まるような緊張感も抱きながら撮影に臨んでいるという。
主演の堤真一をはじめ、山田裕貴や有村架純といった第一線で活躍する俳優たちが顔を揃える今作。現場で目にする先輩たちの姿は、彼女にとって大きな刺激となっているようだ。「皆さんが一瞬で現場の空気を作り上げる様子に圧倒されました。芝居への向き合い方や驚異的な集中力を間近で拝見し、毎日が学びの連続です」と、尊敬の念を隠さない。
今回演じる宗像桜は、挫折やプライドの間で揺れ動く繊細なキャラクターだ。役柄との共通点について尋ねると、「彼女の負けず嫌いなところや、壁にぶつかって苦しむ姿には深く共感します」との答えが返ってきた。実は宮崎自身、過去に俳優を辞めるべきか真剣に悩み、心が折れそうになった時期があったという。「当時の停滞していた感情や苦い経験が、今の役作りの糧になっています。あの時の自分があったからこそ、桜の心の機微を表現できるのかもしれません」と、自らの歩みを役に投影させている。
落ち込んだ時の乗り越え方については、無理に前を向こうとはせず「沈んだままでもいいから、次の目標に向けて一歩ずつ進むこと」を大切にしているという。着実にキャリアを積み上げ、夢を現実に変えてきた彼女が信じているのは「言霊」の力だ。「目標を口に出すことで道が開けると実感する場面がこれまでに何度もありました」と語る彼女の瞳には、確かな意志が宿っている。
話題作への出演が続き、一躍スターダムを駆け上がる宮崎優。日曜日の夜、彼女が等身大の葛藤を込めて演じる宗像桜が、物語にどのような深みを与えるのか。若き実力派の新たな挑戦から目が離せない。