泥沼8連敗のメッツに屈辱の「失望1位」判定。一方で新星パヘスら驚異のサプライズ勢が躍動
開幕からわずか3週間、メジャーリーグの勢力図が早くも揺れ動いている。米全国紙「USA TODAY」の敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール氏が16日に発表した最新ランキングで、不名誉な「最大の失望」1位に指名されたのはメッツだった。
大型補強を敢行し、優勝候補の一角と目されていたメッツだが、ふたを開けてみれば7勝12敗の借金生活。現在進行形の8連敗という惨状に、現地では悲鳴が上がっている。特に深刻なのが打線の沈黙だ。主軸のフランシスコ・リンドーアは打率1割8分4厘、1本塁打と大誤算。直近38イニングでわずか3得点、ドジャース戦では3連戦で15回も三者凡退を喫するなど、名門のプライドを打ち砕くような貧打に喘いでいる。このほか、ジャイアンツやレッドソックス、アストロズといった実績ある球団も「失望組」として名指しされており、強豪たちの計算違いが露呈する形となった。
その一方で、ポジティブな衝撃を与えているのが「サプライズ」部門だ。チーム1位に輝いたツインズは、11勝8敗で地区首位を快走。チーム合計26本塁打という圧倒的な長打力が高い評価を受けている。
個人レベルでの台頭も凄まじい。カージナルスのジョーダン・ウォーカーは打率3割1分9厘、8本塁打と爆発的な打棒を披露。さらに、スター揃いのドジャースで異彩を放っているのがアンディ・パヘスだ。打率4割9厘、5本塁打、20打点という驚異的なスタッツを叩き出し、一躍主役級のスポットライトを浴びている。
まだ4月とはいえ、この時期の格付けはシーズンの行く末を占う重要な伏線となる。名門の凋落と新星の急浮上。荒れ模様の序盤戦が、今季のMLBをより一層刺激的なものにしている。