森保一監督の恩師、元広島総監督の今西和男氏が死去。日本代表指揮官が誓うワールドカップでの躍進
日本サッカー界の発展に尽力した大きな星がまた一つ消えました。サンフレッチェ広島は16日、かつて同クラブの総監督を務めた今西和男さんが、同日未明に肺炎のため亡くなったことを発表しました。85歳でした。
広島県出身の今西さんは、現役時代に日本代表のディフェンダーとしても活躍。引退後はマツダ(旧東洋工業)で社業に専念していましたが、1982年から再び現場に復帰しました。後の日本代表監督となるハンス・オフト氏を招聘するなど、Jリーグ創成期の広島の強化を支えた功労者です。その後も日本サッカー協会での要職やFC岐阜の社長を歴任し、その人生をサッカーに捧げてきました。
この訃報に際し、かつて広島で今西さんの教えを受けた日本代表の森保一監督が切実な思いを語りました。森保監督は、今西さんから受けた影響は計り知れないとした上で、技術や戦術以上に社会人としての立ち振る舞いや、人間としての根本を叩き込まれたと振り返ります。サッカー選手である前に良き社会人であれという教えは、今も指揮官の胸に深く刻まれているといいます。
恩師への感謝を噛み締めながら、森保監督は今夏の北中米ワールドカップを見据えています。日本が一丸となって世界に挑み、天国の今西さんに誇ってもらえるような戦いを見せたいと決意を新たにしました。日本サッカーの父とも言える存在を失った悲しみを力に変え、侍ジャパンは世界の舞台へと突き進みます。