悩める村上宗隆に復活の5号2ラン!低迷ホワイトソックスから首位パイレーツへのトレード浮上か
ホワイトソックスの村上宗隆内野手が、久々にその自慢のバットで快音を響かせた。日本時間15日に本拠地で行われたレイズ戦に3番・一塁でスタメン出場した村上は、9回二死一塁の場面で意地の一発を放った。右腕ゴメスが投じた151キロのストレートを完璧に捉えると、打球は美しい放物線を描いて右翼ポール際へと吸い込まれた。
実を言えば、この本塁打が出るまで村上のバットは沈黙を続けていた。4日のブルージェイズ戦以来、実に25打席ぶりの安打がこの5号2ランという極端な結果に、本人も安堵の色を隠せないだろう。この日は3打数1安打2打点の活躍を見せたが、打率は依然として1割6分7厘と低迷。開幕当初の爆発力を考えれば、ここからの巻き返しに期待がかかるところだ。
しかし、個人としての喜びも束の間、チームは5ー8で敗北。6勝11敗でア・リーグ中地区の最下位に沈んだままで、浮上のきっかけを掴めずにいる。こうした状況下で騒がしくなっているのが、村上を巡るトレードの噂だ。
米メディアのファンサイデッドは、苦境に立たされたスター選手の再出発をテーマにした特集記事を掲載。その中で村上の現状について、ホワイトソックスとの2年契約という背景を踏まえ、クラブコントロールが残っている今こそが最も高い価値で放出できる「売り時」であると分析した。
さらに具体的な移籍先として名前が挙がったのが、現在ナ・リーグ中地区で首位を快走しているパイレーツだ。パイレーツといえば、昨季のサイ・ヤング賞右腕ポール・スキーンズを筆頭に、超大型契約を結んだ新星コナー・グリフィンなど、若き才能が躍動する変革期の真っ只中にある。
同メディアは、強力な打線を形成しつつあるパイレーツにとって、コスト面でも見合う村上の獲得は合理的だと主張。不振に喘ぐマルセル・オズナに代わって村上を指名打者に据えるプランを提案している。もし実現すれば、全米が注目する怪物右腕スキーンズや新世代のスターたちと共闘することになる。低迷するシカゴから、勢いに乗るピッツバーグへ。村上のメジャー挑戦は、大きな転換点を迎えようとしているのかもしれない。