高木菜那さんが明かすSNS運用の極意「変なことは絶対書かない」アスリート支援への意欲も
スピードスケート女子の2018年平昌五輪で2個の金メダルに輝いた高木菜那さんが17日、都内で行われた「Japan Sports Week 2026」内のトークイベントに登場しました。元トップアスリートという立場から、現代のスポーツ界に欠かせないSNSの活用術や、選手を取り巻く経済的な課題について持論を展開しました。
高木さんは、解説を務めた2月のミラノ・コルティナ五輪を経て、インスタグラムのフォロワーが約4万人も増加。現在は19・5万人にまで達しています。注目度が飛躍的に高まる中で、自身の投稿には明確なポリシーがあるといいます。
現役時代に学んだ教訓として、SNSは単なる私生活の切り売りではなく、自分自身をプロモーションする場であると定義。特に発信内容には細心の注意を払っており、Xなどではファンとの交流を大切にしながらも、炎上を招くような投稿は絶対にしないと決めているそうです。言葉選びについては、複数人にチェックを依頼してから公開するほどの徹底ぶりで、誰かを不快にさせず、見る人が思わずクスッとしてしまうような温かい空気感を意識していると語りました。
また、話題はアスリートの厳しい現実にも及びました。五輪でメダルを獲得しても、スポンサーや所属先がなかなか決まらない選手が少なくない現状を指摘。競技に打ち込める環境を作るためには資金面が極めて重要であり、お金があるからこそ挑戦の幅が広がると訴えました。
高木さんは今後について、信頼に値するクリーンな若手選手を多くの人に知ってもらうための架け橋になりたいと意欲を見せています。競技を退いた後も、実体験に基づいた戦略的な視点でスポーツ界を支えていく考えです。