那須川天心の復活劇に青木真也がチクリ「負けを許されない立場は大変」
プロ初黒星からの再起戦を見事に勝利で飾った那須川天心に対し、自称師匠の格闘家・青木真也が手厳しい、かつ彼らしいエールを送った。
2026年4月11日に両国国技館で行われたWBC世界バンタム級挑戦者決定戦。那須川は強敵フアンフランシスコ・エストラダを相手に、9ラウンド終了時TKOという文句なしの結果を出した。試合後、プレッシャーから解放された神童が流した涙は多くのファンの胸を打ったが、これに噛みついたのがバカサバイバーこと青木だ。
当日、別番組の収録に参加していた青木は、試合を後追いでチェック。開口一番、那須川の涙について「ウソ泣きは俺の専売特許。27歳でその境地に達せられたら困る」と、まずは青木流のジョークで先制パンチを放った。
しかし、話が核心に触れると表情を変えた。青木は「正直、ここは負けどころだったんじゃないか」と大胆な持論を展開。自身が秋山成勲に敗れた後の連敗経験を引き合いに出し「連敗することで次の勝ちに説得力が生まれることもある」と分析した。
その上で「1回負けてもなお、負けを許されない立場から解放されない那須川さんは大変だ」と、常に勝ち続けなければならないスターゆえの重圧を慮った。最後は、相手の棄権という結末に「試合を投げてウソ泣きして、お前ら俺のこと好きすぎ」と煙に巻くような言葉を残し、颯爽と現場を後にした。勝利という最高の結果を出してもなお、身内(自称)からの厳しい視線は止まないようだ。