那須川天心の井上拓真へのリベンジはまだ厳しい?元王者・京口紘人が指摘する「再戦のベストタイミング」
ボクシングのWBC世界バンタム級挑戦者決定戦で、フアンフランシスコ・エストラダを相手に見事なTKO勝利を収めた那須川天心。昨年11月に井上拓真に敗れてからの再起を果たし、いよいよ世界王座への切符を掴み取りましたが、格闘技ファンの間で熱望されているリベンジ戦について、元世界2階級制覇王者の京口紘人が自身のYouTubeチャンネルで冷静な分析を披露しました。
京口はまず、エストラダ戦での那須川のパフォーマンスを、敗戦を経ての進化が見られた素晴らしい内容だったと絶賛。しかし、次戦の相手として浮上している井上拓真と井岡一翔の勝者との対戦については、どちらが相手でも一筋縄ではいかないとの見解を示しました。
特に井岡については、針の穴を通すような精密なテクニックを持つ難敵であるとしつつ、より懸念を示したのが井上拓真との再戦です。京口は、ハイスピードな攻防の中での駆け引きにおいて、現状では井上のスピードが那須川の良さを消してしまう可能性を指摘。現時点での再戦については、どうしても良いイメージが湧かないと、率直に厳しい評価を下しました。
そこで京口が提案したのが、WBCのベルトにこだわりすぎないという選択肢です。まずは他団体で王座を獲得し、王者同士の統一戦という大舞台で井上とのリベンジマッチを実現させる。これこそが、ファンにとっても最も見応えのあるストーリーになるのではないかと、神童のさらなる飛躍に期待を込めました。挑戦権を得た今、那須川がどの道を選択するのか、その動向から目が離せません。