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ネイマールのW杯復帰に追い風 マルキーニョスが待望論「ブラジル中が戻りを願っている」

田島 恒一

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ネイマール

2026年北中米ワールドカップに向け、ブラジル代表の“象徴”ともいえるFWネイマール(サントス)の復帰を望む声が、チーム内から改めて強まっている。

長期離脱を乗り越えて実戦復帰を果たしたネイマールに対し、DFマルキーニョス(パリ・サンジェルマン)が公の場で強い期待を口にした。

ネイマールは2023年10月、W杯南米予選でひざに大きな負傷を負い、長期離脱を余儀なくされた。

ブラジル代表としては国際Aマッチ128試合で79得点という圧倒的な実績を残しているが、復帰後も代表招集は見送られている。カルロ・アンチェロッティ監督は、現時点では「コンディションが100%ではない」と慎重な姿勢を崩していない。

それでも、チームメートの思いは明確だ。

ブラジルメディア『UOL』のインタビューに応じたマルキーニョスは、ネイマールのW杯出場について「実現すると信じている」と語り、そのうえで「彼自身が強く望んでいるし、力強く戻ってきたいと思っている。僕たちチームメートだけでなく、ファンも国民も彼の出場を願っている」とコメント。ブラジルの背番号10への期待の大きさをあらためて示した。

さらにマルキーニョスは、守る側から見たネイマールの怖さについても熱を込めて語っている。

「右を封じれば左に流れ、左を消せば右に現れる。もう逃げ場がないと思わせておいて、そこから何かを起こしてしまう。フェイントひとつで局面を変えられるし、誰も想像していないプレーで相手を驚かせる」。

長年トップレベルで共闘してきたからこそ、その天才性を誰よりも理解している様子だった。

2人はクラブだけでなく、ブラジル代表でも長く時間を共有してきた。

マルキーニョスは「彼は親友でもある。良い時も苦しい時も一緒に戦ってきた。オリンピック、代表、そして時には対戦相手として、僕たちのキャリアはずっと重なってきた」と振り返り、ネイマールへの特別な思いをにじませた。

ブラジル代表にとって、ネイマールは単なる得点源ではない。

試合の流れを一瞬で変え、重い空気を打ち破れる数少ない存在だ。だからこそ、チーム内外から復帰を望む声が絶えない。

あとは、本人がどこまでコンディションを高められるか。

世界の大舞台を知るエースは、再びセレソンのユニフォームに袖を通し、北中米の地で最後の大仕事に挑めるのか。ブラジル中が、その答えを待っている。

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