巨人・則本昂大、気迫の6回無失点もリリーフ陣が暗転 移籍後初勝利はまたもお預け
巨人の則本昂大投手が14日、甲子園球場で行われた阪神戦に先発。6回2安打無失点という圧巻の投球を披露しましたが、後続の救援陣がリードを守りきれず、移籍後初勝利はまたしても幻となりました。
聖地のマウンドは自身2年ぶり。前回登板予定だった9日の広島戦が雨天中止となった影響で、中日との開幕カード以来、中11日と間隔が空く形となりましたが、百戦錬磨のベテランに動揺はありませんでした。
立ち上がりから小気味よいテンポで阪神打線を翻弄すると、5回までに許した安打はわずか1本。スコアボードにゼロを並べ続けます。2点リードで迎えた6回には、二死一塁の場面で主軸の森下と対峙。渾身のストレートで見逃し三振に仕留めると、マウンド上で咆哮し、感情を爆発させる一幕もありました。
大城卓三の配球を信じて一人ひとり一生懸命投げるだけだったと振り返った則本。降板後もベンチからナインに声援を送っていましたが、悪夢は7回に訪れます。マウンドを引き継いだ北浦、田中瑛の継投策が裏目に出て3失点。無情にも試合をひっくり返され、右腕が掴みかけていた勝利投手の権利は手元からこぼれ落ちました。
結果こそついてこなかったものの、エース級の投球で存在感を示した背番号15。新天地での白星が待たれる中、その実力が本物であることを改めて証明した一戦となりました。