巨人・則本昂大、甲子園で吠えた!6回無失点の快投も移籍後初勝利は次週にお預け
新天地での初白星を虎視眈々と狙う巨人の則本昂大投手が、14日に甲子園球場で行われた阪神戦に先発しました。雨天中止によるスライド登板で中11日という変則的な調整を余儀なくされた一戦でしたが、蓋を開けてみれば、リーグ屈指の破壊力を誇る阪神打線を寄せ付けない圧巻のパフォーマンスを披露しました。
則本にとって、聖地・甲子園での先発マウンドはプロ2年目の2014年以来となる久々の舞台。それでもマウンド上の背番号15に気負いはありませんでした。初回からテンポよくストライクを投げ込み、リズムを作ると、4回には森下、佐藤、大山という相手の主軸を完璧に抑え込むなど、6イニングのうち4イニングで三者凡退に仕留める盤石の投球を見せます。
ピンチらしいピンチは2回に走者を背負った場面のみ。二塁を守る浦田らの好守にも支えられ、許した安打はわずか2本。6回、二死一塁の場面で迎えた好調の森下を外角低めの直球で見逃し三振に仕留めると、グラブを叩いてマウンドで咆哮しました。
先発として十分すぎる役割を果たして降板した則本でしたが、直後の7回に救援陣が一時逆転を許したことで、手にしかけていた移籍後初勝利の権利は消滅。それでもチームは粘り強く再逆転に成功し、大事な3連戦の初戦を白星で飾りました。
試合後、杉内俊哉投手チーフコーチは、則本をカードの初戦に組み替えた起用法について「間隔が空きすぎるのも本人のために良くない」と言及。白星こそ逃したものの、ベテランの安定感ある投球に「また来週頑張ってもらいましょう」と、次戦での初白星獲得へ向けて大きな期待を込めていました。