ヤンキースの退場王が今年も本領発揮か。ロボット審判の導入が進む中でも、指揮官の情熱を止めることはできなかったようです。
現地時間16日(日本時間17日)、本拠地で行われたエンゼルス戦。ヤンキースが4対11とリードを許す展開の中、8回にその場面は訪れました。2死一、二塁の場面でマウンドにいた左腕ヤーボローの一塁牽制がボークと判定されると、スタジアムは騒然。イニング終了後、納得のいかないブーン監督が説明を求めて一塁塁審のもとへ歩み寄りましたが、ここでウィル・リトル球審から非情な退場宣告が下されました。
地元紙ニューヨーク・ポストは、自動ボール判定システム(ABS)の導入によってブーン監督の退場理由はなくなるだろうと考えていた人々に対し、その考えを改めるべきだと皮肉を込めて報じています。
試合後、ブーン監督は「まだはっきりとした説明は得られていない。私はできる限り冷静だったが、彼らの反応は過剰だった。議論をするつもりはなく、ただ説明を聞きたかっただけだ」と困惑の表情。2022年から4年連続でリーグ最多退場を記録している指揮官は、「もっと詳しく知りたかったから一塁のライアン(塁審)に話しに行ったんだ」と自身の行動を振り返りました。
ロボット審判時代に突入しても、人間味あふれる抗議劇で存在感を示すブーン監督。ヤンキースファンにとってはもはやお馴染みの光景ですが、今後の審判団との駆け引きにも注目が集まりそうです。