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大谷翔平が挑む防御率1点台の壁 サイ・ヤング賞への期待高まる

田島 恒一

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大谷翔平

ドジャースの大谷翔平投手が日本時間16日、本拠地でのメッツ戦に先発登板しました。今回は投手専念の一刀流としてのマウンド。エンゼルス時代の2021年以来となる形ですが、2022年に通称大谷ルールが導入されてからは初めての試みとなります。この日はメジャーリーグの偉人、ジャッキー・ロビンソン氏を称える特別な日で、全選手が永久欠番の背番号42を着用。大谷にとっても、この重みのある番号で登板するのは自身初、さらにメッツを相手に投げるのも初めてという、記念すべき一戦となりました。

MLB公式サイトは、この登板に際して大谷が今季達成するかもしれない驚異的な数字に注目しています。それは2016年以降、わずか4人しか成し遂げていない防御率1点台という極めて高いハードルです。同サイトは、大谷が今シーズンの開幕から2試合連続で6イニングを自責点0に抑えた唯一の投手であることを強調。現在の通算防御率は2・93ですが、さらなる高みへの期待は尽きません。

過去10年間を振り返ると、短縮シーズンを除いて規定投球回に達し、防御率2・00未満を記録したのは、デグロムやバーランダー、スネル、そしてスキーンズの4人のみ。そして特筆すべきは、この4人全員がその年にサイ・ヤング賞に輝いているという事実です。ドジャースの球団史で見れば、2015年にザック・グリンキーが記録した防御率1・66という圧倒的な数字が、一つの大きな指標として存在しています。

大谷自身のキャリアハイは、規定投球回に到達した2022年の防御率2・33。1点台という領域は、まさに超一流の投手でも容易には届かない聖域と言えます。しかし、MLB公式サイトは、大谷に関しては何が起こるか分からないと、その常識外れのポテンシャルに期待を込めています。もし規定投球回を満たした上で防御率1点台を叩き出すことになれば、日本人初のサイ・ヤング賞選出は現実味を帯びてくるでしょう。これまで幾度となく歴史を塗り替えてきた背番号42の右腕から、今季も目が離せません。

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