パドレスのファンサービスが大混乱!話題のダウンベスト配布でファン同士が激しいもみ合いに
せっかくのファンサービスが、皮肉にもスタジアムを混乱の渦に突き落としてしまいました。米紙ニューヨーク・ポストは15日(日本時間16日)、ペトコ・パークで行われたパドレス対マリナーズの試合において、来場者に無料配布された景品を巡ってファン同士が乱闘騒ぎを起こしたと報じました。
この日、パドレスが用意したのは球団特製のダウンベスト4万着。春季キャンプ中に新任のマイク・シルト監督が着用したことで注目を集め、ファンの間で垂涎の的となっていたアイテムです。このレアな景品を求めて試合開始前から長蛇の列が形成されましたが、配布場所では思わぬアクシデントが発生しました。
混乱の引き金となったのは、ダウンベストのサイズ選びでした。自分に合うサイズを確保しようとするファンたちが配布所に殺到。スタッフが差し出すベストに複数の手が伸び、あちこちで激しい押し合いが始まりました。SNSで拡散された動画には、男性ファン同士が顔を突き合わせて激しく口論し、今にも殴り合いが始まりそうな緊迫した様子が収められています。
現地メディアによると、複数の入場ゲートでサイズを求めるファンが密集し、MサイズやLサイズは一瞬で姿を消したといいます。中には、希望のサイズが入った次の箱が届くまでその場を動こうとしないファンも現れ、球場の入り口を完全にふさいでしまう場面もありました。
幸いなことに、グラウンド上ではファンを熱狂させる最高のドラマが待っていました。試合は一時0ー6という絶望的な点差をつけられながらも、パドレスが9回に一挙5点を奪う猛攻を見せ、7ー6で劇的なサヨナラ勝ちを収めています。
同紙は、試合開始前には怒りに震えていたファンたちが、最後は手に取ったダウンベストと劇的勝利の余韻に包まれ、満足げな表情で帰路についていることを願うばかりだと、この騒動を締めくくっています。