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次世代太陽電池の本命ペロブスカイト型が始動 高市首相も後押しする国策お宝銘柄の行方

石田 亮介

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太陽電池

政府は4月3日、太陽光パネルの大量廃棄時代を見据え、発電事業者にリサイクル計画の提出を義務付ける太陽電池リサイクル法案を閣議決定しました。この動きの裏には、従来のシリコン型から、日本発の次世代技術であるペロブスカイト型太陽電池へのシフトを加速させたいという高市首相の強い狙いが見え隠れします。

現在普及しているシリコン型は外国産パネルに依存している現状がありますが、ペロブスカイト型は主原料のヨウ素を日本国内で調達できるのが大きな強みです。さらに重さは従来の約10分の1と軽量で、折り曲げて設置できるため、これまで設置が難しかった建物の壁面や曲面など場所を選びません。

課題とされていた耐久性についても、劣化した結晶を取り除いて新しいものを充填する画期的な新技術の開発が進んでおり、実用化へのハードルは着実に下がっています。リサイクルが困難なシリコン型に対し、メンテナンス性の高いペロブスカイト型への切り替えはまさに国策のど真ん中と言えるでしょう。

こうした状況下で注目を集めるのが、関連銘柄の動向です。筆頭候補は積水化学工業(4204)でしょう。新たに就任した加藤社長はペロブスカイト型に社運をかけると宣言しており、新事業ブランドであるSOLAFILを立ち上げ、すでに東京都や福岡県での設置計画を進めています。5月の中期経営計画でさらなる具体策が示されれば、現在の2000円台半ばという株価水準からの上積みも期待できそうです。

また、製造設備を手掛けるヒラノテクシード(6245)も、ペロブスカイト型専用の塗工機を開発し、業績回復の切り札として攻勢をかけています。さらに、北海道電力などと共同実証を進める三菱HCキャピタル(8593)は、今後の調達拡大に加え、巨額の対米投資に関連する期待感もあり、長期的な株価上昇のポテンシャルを秘めています。脱炭素と国産エネルギー確保の両面で、ペロブスカイト関連銘柄から目が離せません。

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