ヘンリー王子夫妻、豪州訪問は英国復帰へのテスト?メーガン妃の帰国に現実味
ヘンリー王子とメーガン妃が今月下旬、4日間にわたるオーストラリア訪問を予定していることが分かりました。夫妻にとって約8年ぶりとなる今回の豪州入りですが、現地メディアや王室関係者の間では、この旅が将来的な「英国帰還」に向けた重要なモデルケースになるとの見方が強まっています。
かつての公務での訪問とは異なり、今回は私的なビジネスやチャリティ活動を目的とした滞在になるとみられています。しかし、シドニーやキャンベラを巡る今回の行程は、単なる外遊以上の意味を持ちそうです。英国王を元首に仰ぎ、王室に対する関心や愛着が根強いオーストラリアは、世論の反応を探る上では英国に近い環境といえます。関係者は、現地で夫妻がどのような歓迎、あるいは反発を受けるかが、今後の英国での活動再開に向けた「リハーサル」になると分析しています。
特に注目されるのはメーガン妃の動向です。妃は2022年の故エリザベス女王の葬儀以来、一度も英国の地を踏んでいません。一方のヘンリー王子は、公費による24時間体制の武装警護が保障されない限り、家族を連れての帰国は難しいという姿勢を崩しておらず、現在は当局による警備方針の見直し結果を待っている状態です。
もし今回のオーストラリア訪問が大きなトラブルなく成功に終われば、メーガン妃が今夏にも英国へ戻る可能性が浮上しています。来年7月にバーミンガムで開催されるインヴィクタス・ゲームズの関連行事に出席するための「地ならし」が整うことになるからです。
王室ジャーナリストのブロンテ・コイ氏は、オーストラリアの人々が抱く王室への強い関心は英国のそれと非常に似通っていると指摘します。厳しい視線も注がれる中で、夫妻が再び「王室ゆかりの地」で支持を取り戻せるのか。南半球での4日間が、夫妻の今後の運命を左右することになりそうです。