ヘンリー王子&メーガン妃、Netflixで新ドラマ企画が浮上 契約終了説のさなかに“次の一手”
ヘンリー王子とメーガン妃が、Netflix向けの新たなドラマシリーズを進めていることが明らかになった。両者をめぐっては「大型契約の終了が近いのでは」との見方も出ていただけに、今回の発表は業界内でも意外感をもって受け止められている。
米メディアの報道によると、新作はポロの世界を題材にしたドラマで、ヘンリー王子とメーガン妃はエグゼクティブプロデューサーとして参加。夫妻が立ち上げた制作会社アーチウェル・プロダクションズに加え、ジョシュ・シュワルツ氏とステファニー・サベージ氏が率いるフェイク・エンパイアが共同制作を担うという。
脚本を担当するのは、ドラマ「ティーカップ」や「ダイナスティ」で知られるフランシスカ・X・フー氏。タイトルはまだ公表されていないが、舞台はフロリダ州ウェリントン。馬術やポロ文化で知られる華やかな土地を背景に、ライバル関係にある2つのチームと、それぞれを率いる家族の思惑や対立を軸にした群像劇になる見通しだ。
単なる“上流階級のスポーツもの”にとどまらず、裕福なオーナーやスター選手だけではない、より広い視点からポロという競技の世界を描こうとしている点も注目される。きらびやかな社交界の裏側と、競技を支える人々の現実がどう交差するのかが見どころになりそうだ。
一方で、夫妻にとってポロ関連の映像企画はこれが初めてではない。2024年に配信されたドキュメンタリー「ポロ」は、話題性こそあったものの、視聴面では大きな結果を残せなかったとされる。そうした前例があるだけに、今回はドキュメンタリーではなく“ドラマ”という形でどこまで巻き返せるのかにも関心が集まっている。
ヘンリー王子夫妻とNetflixは、2020年に巨額の契約を結んだことで大きな注目を浴びた。しかし現在は、当初の大型包括契約から、優先的に企画を持ち込める「ファーストルック契約」に移行しているとみられている。近ごろは両者の関係について、更新見送りや縮小の可能性が取り沙汰されていただけに、新たなドラマ企画の浮上は「関係継続」のサインとも受け取れそうだ。
ただ、周辺の動きは決して順風満帆ではない。メーガン妃のライフスタイルブランド「As Ever」をめぐる提携面で変化が伝えられたほか、関連プロジェクトの成否にも厳しい視線が向けられている。夫妻にとって、今回の新ドラマは単なる新作発表以上に、今後のNetflixとの関係を占う試金石になる可能性がある。
Netflixの最高コンテンツ責任者ベラ・バジャリア氏も先日のイベントで、夫妻との間で映画やドキュメンタリー、テレビ作品の開発が引き続き進んでいることを示唆。契約の更新・終了は珍しいことではないとしつつも、複数の企画が動いていると説明していた。
契約終了説がくすぶる中で飛び出した今回の新ドラマ企画。ヘンリー王子とメーガン妃にとっては、話題先行ではなく“作品そのもの”で評価を取り戻せるかが問われる一作になりそうだ。