フェルスタッペン後継者はローソンか 株主の圧力で角田裕毅は苦境に
F1界に激震が走っている。絶対王者として君臨してきたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、日本グランプリ後に今季限りでの引退意向を表明した。BBCの取材に対し、自身が情熱を注ぐGT3レースへの参戦やチーム運営への意欲を語ったフェルスタッペン。稀代の天才ドライバーが去る空席を誰が埋めるのか、その動向に世界中の注目が集まっている。
英メディアのF1オーバーステアが報じたところによると、後任レースの最前線に躍り出たのは、姉妹チームであるレーシングブルズのリアム・ローソンだ。背景にはレッドブル株主からの強い「圧力」があるという。株主側はエースの離脱に対し、外部からの招聘ではなく内部昇格による解決を強く求めており、その筆頭候補としてローソンをプッシュしている状況だ。
ニュージーランド紙の報道でも、チーム代表のローラン・メキーズ氏に対し、内部リソースを最大限に活用するよう相当なプレッシャーがかかっていることが伝えられている。現在、ローソンはドライバーズランキングでフェルスタッペンとわずか2ポイント差の10位につけており、グループ内でも2番手の成績をマーク。実力的にも「ポスト・フェルスタッペン」にふさわしいと評価を確立しつつある。
一方で、日本人ファンが期待を寄せる角田裕毅や、若手のアービッド・リンドブラッドの名も候補には挙がっているものの、現時点での序列はローソンが圧倒的に優勢との見方が強い。主要スタッフの離脱も相次いでいるレッドブルにとって、今回のドライバー交代はチーム全体の巨大な刷新を象徴するものとなりそうだ。このままローソンが評価を維持すれば、角田の昇格は見送られる可能性が高まっており、今後のシート争いから目が離せない。