りくりゅう電撃引退!ミラノ金メダリスト三浦璃来・木原龍一が今季限りで幕
フィギュアスケートのペアとして日本中に感動を届けてきた、りくりゅうこと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が17日、今シーズン限りでの現役引退を自身のSNSで発表した。ミラノ・コルティナ五輪で日本勢ペア初となる金メダルの快挙を成し遂げた二人が、リンクを去る決断を下した。
二人は17日午前7時過ぎにインスタグラムを更新し、連名でメッセージを投稿。「この度、三浦璃来・木原龍一は今シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました。チーム結成当初から応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」と、ファンや関係者への感謝を綴った。投稿には、周囲の支えが自分たちを強くし、歩み続ける原動力になったという感謝の言葉も添えられている。
2019年の結成以来、二人の歩みはまさに日本フィギュアペアの歴史を塗り替える日々だった。新型コロナウイルスの影響による世界選手権中止などの苦難を乗り越え、2022年の北京五輪では日本勢ペア過去最高となる7位に入賞。翌2022-23年シーズンには快進撃を見せ、GPファイナル、四大陸選手権、世界選手権のすべてを制する「年間グランドスラム」を日本勢で初めて達成した。
その集大成となったのが、今季のミラノ五輪だ。ショートプログラムでは5位と出遅れる苦しい展開となったが、フリーで圧巻の演技を披露。歴代最高得点を叩き出す大逆転劇で、世界の頂点に立った。氷上での圧倒的な技術に加え、二人の仲睦まじいやり取りや抜群のコンビネーションは、競技の枠を超えて多くの人々を魅了。日本中を巻き込む「りくりゅうブーム」を巻き起こした。
五輪後、3月の世界選手権を欠場した際には「心身のコンディションを五輪前の状態に戻すことが難しい」と語り、去就については言葉を濁していた。注目が集まる中で下された今回の決断。世界を驚かせた最強ペアが、最高の輝きを放ったまま競技生活にピリオドを打ち、新たな道へと踏み出す。