カブス鈴木誠也が千賀滉大を打ち砕く先制打 2試合連続マルチでチームの3連勝に貢献
シカゴの本拠地で行われたカブス対メッツの一戦で、カブスの鈴木誠也外野手が「5番・右翼」としてスタメン出場し、圧巻の勝負強さを見せつけた。注目を集めたのは初回、二死一、三塁という絶好の先制チャンスで迎えた第1打席だ。マウンドに立つのは、日本が誇る剛腕、千賀滉大投手。
カウント2-2からの5球目だった。鈴木は真ん中高めに投じられた97・1マイル(約156・3キロ)の力強いフォーシームに力負けすることなく、しぶとく右前へと運んだ。やや詰まりながらも執念で落としたこの一打が、貴重な先制適時打となり、スタジアムは大歓声に包まれた。
その後、3回の第2打席では千賀の外角低めのカットボールを捉えるも右飛に倒れ、4回の満塁機では見逃し三振に。しかし、勢いは止まらなかった。7回一死走者なしで迎えた第4打席、3番手左腕マナイアの外角フォーシームを完璧に捉えると、打球は鋭いライナーで右翼線を破る二塁打となった。これで2試合連続となるマルチ安打をマークし、打率を2割8分6厘まで上げている。
試合はカブスが12-4と圧倒的な攻撃力を見せつけて大勝。3連勝で貯金を1とした一方、敗れたメッツは22年ぶりとなる屈辱の9連敗を喫することとなった。
この日の鈴木の安打はすべて右方向へのもの。強引に引っ張ることなく、球に逆らわない柔軟なスイングが際立っており、現在のコンディションの良さを物語っている。次戦以降、ファンが待ち望む左中間スタンドへの豪快なアーチにも期待がかかるところだ。