志らく、「アッコにおまかせ!」終了を惜しむ 「和田アキ子が元気なうちは続けてほしかった」
落語家の立川志らくが3月31日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、29日に最終回を迎えたTBS系の長寿番組「アッコにおまかせ!」について率直な思いを語った。
放送開始から40年という節目で幕を下ろした同番組について、志らくは「自分が落語家になってから41年くらいだから、それと同じくらい続いたというのは本当にすごい」と、まずはその歴史の長さと功績をたたえた。
和田アキ子との関係については「プライベートで親しくしていたわけではない」としつつも、師匠・立川談志が和田をかわいがっていたことをよく知っていたと回顧。過去には、和田がNHK「紅白歌合戦」の落選で落ち込んでいた際、TBS系「ひるおび」でその話題が取り上げられたことがあり、志らくは談志になりきって「紅白より大きくなっただけだと思えばいい」とコメントしたという。
この言葉は和田の耳にも届き、感激していたと後に伝え聞いたそうだ。そうした縁もあって、談志が和田のラジオ番組に出演したこともあり、さらに志らく自身がTBS系「グッとラック!」のMCに決まった際には、和田から祝花が贈られたというエピソードも明かした。
そのうえで志らくは、番組終了の決定についてTBSに苦言を呈した。
「なんでやめちゃうんだよ、という気持ちはある。ずっと続ければいいのに」
そう語った志らくは、テレビ朝日系「徹子の部屋」を引き合いに出し、「ああいう番組のように、和田さんが元気でいる限り続ける形でもよかったんじゃないか」と持論を展開。長年番組の“顔”として存在感を放ってきた和田アキ子だからこそ、最後まで看板を守り続ける姿に価値があったのではないかとの考えをにじませた。
近年は、和田の発言がたびたびネット上で取り沙汰されることもあり、それが番組終了の背景のひとつではないかとの見方もある。しかし志らくは、そうした空気にも異を唱える。
「失言も含めて、いろいろしゃべる和田アキ子がいるから面白いんだよ」
と語り、和田の豪快さや飾らない物言いこそが番組の魅力だったと強調した。
また、やり投げの北口榛花選手に対し、和田が「かわいらしい」という意図で「トドみたい」と表現し、後に謝罪へと発展した一件にも触れ、「天下の和田アキ子に謝らせるんじゃないよ。周りがちゃんと守らないと」と苦言。時代の変化によって、かつては個性として受け止められていた発言が炎上の対象になりやすくなっている現状に、複雑な思いをのぞかせた。
最後に志らくは、「終わってしまったのは仕方ないけれど、年に何回かでも特番で復活してくれたらうれしい」と提案。40年続いた名物番組の終幕を惜しみつつ、完全な別れではなく、節目ごとの“復活”に期待を寄せていた。