大谷翔平が異例の投手専念へ、ロバーツ監督が明かした一刀流起用の真相と背中のコンディション
ドジャースの大谷翔平投手が、日本時間16日のメッツ戦に打席に立たない投手専念の一刀流で先発登板することが決まりました。エンゼルス時代の2021年5月以来、いわゆる大谷ルール導入後では初となるこの起用について、デーブ・ロバーツ監督が試合前の会見でその経緯を語りました。
指揮官が最大の理由として挙げたのは、数日前の試合で背中付近の肩甲骨に受けた死球の影響です。ロバーツ監督によれば、現在も患部にわずかな痛みが残っており、登板中にベストな状態を維持できるかを慎重に検討した結果だといいます。通常通りDHとして出場する場合、試合中の打撃ケージでの準備などで体に負担がかかるため、今回はそれを取り除き、マウンドでの仕事一つに集中させる方が得策だと判断しました。
この決定には、トレーナーや投手コーチも加わって協議が行われ、最終的にチームとして大谷にとってのベストを選択。本人に伝えた際には、驚いたようなきょとんとした表情を見せたものの、状況を十分に理解し納得した様子だったとのことです。もし死球の影響がなければ通常通り投打の両輪で出場していたはずですが、指揮官は、投球に専念できることは身体面だけでなくメンタル面でもプラスに働くだろうと前向きな見解を示しました。
なお、気になる今後については、次回の登板時には再び打席に立つ予定であると監督が断言。チームとしても引き続き6人による先発ローテーションを維持していく方針を明かしており、今回の一刀流はあくまでコンディションを優先した一時的な措置となりそうです。