巨人・戸郷翔征が復活の7回1失点 新フォームに手応え「いい感触があった」
巨人のエース復活へ向けて、背番号20が大きな一歩を刻みました。2026年4月12日、平塚で行われたファーム・リーグのDeNA戦に先発した戸郷翔征投手は、7回を投げて4安打1失点という堂々の内容を披露。最速149キロを計測するなど、本来の力強い投球を取り戻しつつある姿を見せつけました。
試合は立ち上がりから緊張感のある展開となりました。初回、先頭打者の成瀬選手にいきなり二塁打を許すピンチを背負ったものの、後続を落ち着いて打ち取り無失点で切り抜けます。2回には味方の失策でランナーを出しましたが、ここでも動じることなくスコアボードに「0」を並べました。
中盤の5回には、連打と死球が重なり一死満塁という最大のピンチを迎えました。ここで犠牲フライによる1失点を喫したものの、後続を断ち切って最小失点で踏ん張った点は、マウンド上での冷静さが戻ってきた証と言えるでしょう。
前回の登板となった4月5日のソフトバンク戦では、5回10安打7失点と打ち込まれ、苦悶の表情を浮かべる場面が目立っていました。しかし、この日は一転して終始穏やかな表情を崩しませんでした。現在、戸郷投手は久保巡回投手コーチとともに新しい投球フォームの構築に取り組んでいます。
降板後、戸郷投手は自分の中でいい感触があったと振り返り、取り組んでいることが徐々に出始めたのではないかと手応えを語りました。特にストレートの質が安定してきたことを収穫に挙げ、女房役の甲斐選手からもポジティブな言葉をかけられたといいます。前回の反省を活かした試合の入り方にも納得の表情を見せた右腕。完全復活を期する若きエースの挑戦は、着実に実を結び始めています。