巨人ドラ1竹丸がマウンドで転倒の衝撃 ドームの魔物に襲われるも執念の3アウト奪取
巨人のドラフト1位ルーキー、竹丸和幸投手が10日のヤクルト戦で、東京ドームのファンを驚かせる珍シーンを演じました。先発マウンドに上がった期待の左腕を襲ったのは、文字通り足元の落とし穴でした。
衝撃の場面が訪れたのは、1点リードで迎えた4回二死一、二塁の場面です。赤羽選手への5球目、力を込めて踏み出した竹丸投手の右足かかとが、マウンドの傾斜で無情にも滑りました。体勢を崩した竹丸投手は、そのままマウンド上に転倒。崩れ落ちながら放たれたボールは、外角を大きく外れてワンバウンドする暴投気味の一球となりました。
しかし、この絶体絶命のピンチを救ったのは女房役の機転でした。捕手の岸田選手は、竹丸投手の異変を見て三塁へスタートを切っていたオスナ選手を逃さず、素早く送球。見事にタッチアウトに仕留め、結果的にこの回3アウト目をもぎ取ったのです。この回は3連打を浴びるなど苦しい投球が続いていただけに、転倒しながらもピンチを脱するという、まさに執念が呼び込んだ珍プレーとなりました。
続く5回、先頭の赤羽選手を二飛に打ち取ると、次打者に四球を与えながらも後続を断ち切り、自ら招いた動揺を振り払う粘りを見せました。
社会人時代の都市対抗野球から数えて、東京ドームでの登板経験は決して少なくない竹丸投手。慣れ親しんだはずの聖地で、まさかの魔物に足元をすくわれる形となりましたが、泥臭くアウトを積み重ねる姿に、スタンドからは驚きと安堵の声が漏れていました。