巨人・竹丸が執念の粘投!転倒がまさかの好守に?「狙ってやりました」
東京ドームで行われた10日のヤクルト戦。巨人のマウンドに上がった竹丸和幸投手が、プロ入り後ワーストとなる8安打を浴びながらも、6回途中1失点と踏ん張りを見せて今季2勝目を手にした。
序盤から快調な滑り出しを見せた竹丸だったが、2点リードで迎えた4回に暗雲が立ち込める。一死から3連打を許し満塁のピンチを背負うと、増田の犠飛で1点を返され、なおも二死一、二塁。ここで、球場がどよめく珍プレーが飛び出した。
打者・赤羽への5球目だった。投球動作に入った竹丸は、踏み込んだ右足のかかとをマウンドの傾斜に滑らせ、そのまま派手に転倒。しかし、この際に力なく放たれたボールを捕手の岸田が素早く処理すると、三塁へ矢のような送球を見せる。意表を突かれた二塁走者のオスナは三塁でタッチアウトとなり、思わぬ形でピンチを脱出した。
試合後、この不思議なプレーを振り返った竹丸は、あれは狙ってやりましたとニヤリ。まさかのトリックプレー宣言で周囲を笑わせつつも、最少失点で凌げた要因については、バックに助けてもらったのと、あのプレーが大きかったと冷静に分析した。
6回に連打を浴びて降板したものの、リリーフ陣がリードを守り抜き、背番号21は今季2度目のお立ち台へ。次も勝利に貢献したいと力強く宣言した若武者の粘りが、チームに大きな白星をもたらした。