巨人・田中将大が甲子園で粘投!日米通算202勝目へ一歩前進
巨人の田中将大投手が16日、甲子園球場で行われた阪神戦に先発登板し、6回82球を投げて7安打3失点という内容でマウンドを降りました。勝利投手の権利を保持したままリリーフ陣に後を託し、日米通算202勝目の達成に大きく近づいています。
試合は初回から動きました。巨人は無死一、二塁のチャンスを作ると、4番のダルベック選手が阪神の先発・ルーカス投手の変化球を完璧に捉え、レフトスタンドへ先制の3ランを叩き込みます。最高の形で援護をもらった田中でしたが、その裏、阪神の4番・佐藤輝明選手に2ラン本塁打を浴び、1点差に詰め寄られる苦しい立ち上がりとなりました。
それでも百戦錬磨の右腕は崩れません。2回と3回を三者凡退に打ち取ると、4回には味方のミスをカバーするベテランらしい落ち着きを見せました。無死一塁から佐藤輝選手の遊ゴロを泉口選手がファンブルしましたが、二塁の浦田選手が素早くバックアップ。後続を断ち、この回を無失点で切り抜けました。
最大のピンチは5回でした。一死から下位打線と近本選手に連打を浴びて満塁の策を背負います。続く中野選手にレフトへの犠飛を許して再び1点差に迫られましたが、最後は森下選手を空振り三振に仕留め、気迫の投球でリードを死守しました。
6回を投げ終えて降板した田中は、何とかリードしたままマウンドを降りられた事は良かったかなと思いますと安堵の表情で振り返りました。伝統の一戦で粘り強くスコアボードにゼロを並べた右腕が、輝かしい金字塔への階段をまた一段登ろうとしています。