巨人・田中将大が初の伝統の一戦へ、雨天中止で16日にスライド登板決定
降りしきる雨が、ベテラン右腕の初陣を一日先送りにした。4月15日に甲子園球場で予定されていた阪神対巨人の一戦は、悪天候のため中止が決定。先発予定だった田中将大投手は、翌16日のカード第3戦にスライド登板することとなった。
中止決定後、室内練習場でキャッチボールなどの調整に励んだ田中将は、練習後に報道陣の取材に対応。登板が一日延びたことにも動じる様子はなく、自身の状態について、間違いなくいいと力強い言葉を口にした。その感覚はもちろん、コンディション面も含めて一日一日を丁寧に整えていくという、経験豊富なベテランらしい落ち着き払った姿勢で準備を進めている。
巨人に移籍して2年目を迎えた背番号11にとって、阪神との伝統の一戦のマウンドに上がるのは今回が初めてのことだ。特別な舞台を前にして、こうした試合を戦えるチームに身を置いていることは当たり前のことではないし、誰もが経験できることではないと、その重みを噛みしめている様子。最高のパフォーマンスを披露して、チームの勝利に貢献したいと表情を引き締めた。
今シーズンの田中将はここまで2試合に登板し、1勝0敗、防御率1・42という抜群の安定感を誇っている。前回8日の広島戦でも、7回1失点とHQ(ハイクオリティスタート)を達成しながら白星こそつかなかったものの、その投球内容は圧巻の一言だった。聖地・甲子園で迎える伝統の一戦。円熟味を増した右腕がどのようなピッチングを見せてくれるのか、ファンの期待は高まるばかりだ。