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巨人・田中将大が野茂超えの202勝!15年ぶり甲子園白星に「とにかくよかった」

田島 恒一

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田中将大

巨人の田中将大投手が16日、甲子園球場で行われた阪神戦に先発登板し、節目の記録を打ち立てました。6回を投げて82球、7安打を許しながらも3失点と粘りのピッチングを披露。レジェンドである野茂英雄氏の記録を塗り替える、日米通算202勝目という金字塔を打ち立てました。

試合は初回から動きを見せます。巨人は4番のダルベック選手が先制の3ランを放ち、幸先よく主導権を握りました。しかしその直後、田中投手は阪神の主砲・佐藤輝明選手に内角高めの145キロを捉えられ、バックスクリーン右への2ランを被弾。早々に1点差まで詰め寄られる展開となりました。

それでも、百戦錬磨の右腕は崩れませんでした。中盤にかけて修正を図り、4回までスコアボードに0を並べます。5回には1死満塁のピンチを招き、中野拓夢選手の犠飛で再び1点差に迫られましたが、逆転は許さずリードを守り抜きました。

試合後、背番号11は「今日はなかなか狙ったところにボールがいかなかった」と苦しいマウンドだったことを吐露。それでも「丁寧に投げることを意識し、捕手の岸田選手とイニング間で工夫しながら投げられた」と、女房役との連携で掴んだ勝利を振り返りました。

田中投手にとって甲子園での阪神戦は、楽天時代の2022年以来となりました。敵地特有の凄まじい大歓声について問われると「タイガースファンの盛り上がりはいつもすごい」と認めつつ、「マウンドに上がればやるべきことは一緒。自分の仕事をするだけ」と冷静な姿勢を強調しました。

一方で「得点した時やチャンスでの盛り上がりには独特なものがある。そこに左右されないよう一球ずつ整理して投げた」と、精神面のコントロールが鍵だったことを明かした田中投手。最後には「とにかく勝つことができてよかった」と、聖地で手にした久々の白星と大記録の喜びを噛みしめていました。

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