常盤貴子が語る能登の今 新作ドラマで見せる明るさと葛藤のリアル
NHK大阪放送局が制作を手掛ける夜ドラ「ラジオスター」に出演中の常盤貴子が、作品に込めた熱い思いを語りました。本作は現代の石川県・能登地方を舞台に、大阪からボランティアで訪れた柊カナデがラジオパーソナリティーとして地域の人々と交流する物語です。
常盤が演じるのは、自称「能登のおしゃべりお姉さん」こと小野さくら。彼女はこのキャラクターについて、もともと陽気な性格でありながらも、震災を経験した今だからこそ、あえて努めて朗らかに振る舞っているのではないかと分析しています。第2回で描かれた、空き地に花を植えるシーンについては「人の心にも花を植えていくような生き方をしたいという願いが込められているのでは」と自身の解釈を明かしました。
また、風間俊介が演じる夫・政博との関係性についても言及。お互いを思いやるがゆえに本音を言えずにいた夫婦にとって、第三者に語りかける「ラジオ」という存在が大きな救いになったといいます。家族や仕事、教育といった震災後の切実な悩みを描く小野家の姿に、常盤は「葛藤がとてもリアル」と共感を寄せました。
重いテーマを想像して視聴をためらう人に向けては、「とても明るいドラマです」と強調。かつて自身も出演した連続テレビ小説「まれ」のように、地元の方々に長く愛される作品になってほしいと期待を込めて締めくくりました。