トランプ氏がキリスト風画像を削除「医者のつもりだった」と釈明も保守派から冷ややかな声
トランプ前大統領が、自身の運営するSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し物議を醸していた画像を14日までに削除しました。問題となっていたのは、白と赤のローブを身にまとったトランプ氏らしき人物が、横たわる男性の額に手を当て、もう一方の手からは光を放っているという、まるでイエス・キリストによる奇跡の瞬間を彷彿とさせるAI生成画像です。
この投稿に対し、宗教的な不敬にあたるとの批判が相次いでいました。トランプ氏はCBSニュースの取材に対し、普段は投稿を消すようなことはしたくないと前置きした上で、誰も混乱させたくなかったと削除の理由を語りました。注目の画像については、自身をキリストになぞらえたわけではなく、あくまで医者としての私であり、赤十字に関連するものだったと独自の解釈を披露。現場には赤十字や医療関係者がいたとした上で、ちょっとした遊び心で医者の真似事をして人々を元気づけようとしただけだと説明しています。
今回の騒動では、トランプ氏の熱烈な支持者として知られる保守派活動家のライリー・ゲインズ氏からも、もう少し謙虚になるべきだ、神を侮ってはならないといった厳しい意見が飛び出していました。しかし、トランプ氏は削除を決めた理由に彼女の言葉が影響したことを否定。ライリー・ゲインズの言うことは聞いていないし、実はファンでもないと突き放す場面もありました。
これを受けてゲインズ氏は、X(旧ツイッター)で画像が消えたことを歓迎しつつも、今後もトランプ氏への支持は継続する意向を示しています。支持層からも反発を招いた今回のAI画像騒動ですが、本人はあくまで「医療支援のパフォーマンス」という主張を崩さないまま幕引きを図った形です。