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トランプ氏、ローマ教皇レオ14世に猛反撃「犯罪に甘い」発言で対立激化

高橋 恒一

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ローマ教皇レオ14世

アメリカのトランプ大統領が、ローマ教皇レオ14世の発言に対して強い言葉で応酬し、両者の対立が一気に表面化した。

報道によると、トランプ氏は12日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に長文を投稿。イラン戦争や不法移民問題をめぐる教皇の発言を受け、「犯罪に対して甘く、外交政策もひどい」と厳しく批判した。

さらにトランプ氏は、イランの核問題にも踏み込み、「イランが核兵器を持つことを容認するような教皇は望まない」と主張。加えて、アメリカによるベネズエラ攻撃を批判する姿勢にも不満を示し、同国については「麻薬を送り込み、殺人犯や密売人を解放してアメリカに送り込んでいる」と強い言葉で非難した。

自身の政権運営についても言及し、「私は大差で選ばれ、有権者の期待通りの政策を実行している」と強調。「犯罪は過去最低水準に抑え、株式市場も史上最高を記録している」と成果をアピールし、教皇による批判を正当化できないとする姿勢をにじませた。

今回の発言の背景には、11日にローマで行われた祈祷集会での教皇のメッセージがある。アメリカ出身のレオ14世は、アメリカとイスラエルによるイラン戦争に触れ、「自己崇拝や金銭崇拝はもう十分」「戦争はもうたくさんだ」と語り、各国に武器を置くよう呼びかけていた。名指しこそ避けたものの、トランプ政権の姿勢を意識した内容と受け止められている。

トランプ氏は投稿の中で、教皇本人を批判する一方、疎遠とされる兄ルイス・プレボスト氏に言及。「彼よりも兄のルイスの方が好きだ。ルイスは完全にMAGAで、物事を理解している」と称賛し、対照的な評価を示した。

投稿の締めくくりには、自身をイエスになぞらえたAI生成画像も添えられ、挑発的な演出がさらなる波紋を呼びそうだ。政治と宗教のトップ同士による異例の応酬は、今後も議論を呼び続けることになりそうだ。

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