和久田麻由子アナが日テレで再始動。土曜夜の報道枠参戦でNHKとの温度差も
先月末にNHKを惜しまれつつ退局した和久田麻由子アナウンサーが、日本テレビの新たな報道番組「追跡取材 newsLOG」でメインキャスターを務めることが10日に発表されました。4月25日の初回放送を皮切りに、毎週土曜午後10時の顔として登場します。番組では、日テレの森圭介アナウンサーと共に、記者の取材過程を深掘りする「LOG(記録)」をテーマとした独自のスタイルに挑みます。
この時間帯の放送開始により、テレビ界には激震が走っています。強力なライバルとなるのが、TBSのエース・安住紳一郎アナがMCを担う「情報7daysニュースキャスター」です。これまでプライム帯に報道番組を置いていなかった日テレが、その定石を覆して参戦することに対し、TBS関係者は「視聴者層が重なる部分は大きく、脅威であることは間違いない」と強い警戒感を隠しません。
一方で、今回の移籍に際して和久田アナが語った言葉が、古巣であるNHKをざわつかせています。同日の取材会で彼女は、退局の決め手について「2人の子供を授かり、家族との時間と仕事のバランスを考えるようになった。もう少し柔軟な働き方を望むようになりました」と告白。日テレからのオファーに対しても、家庭との調整が可能かどうかを徹底的にシミュレーションした上で決断したと明かしました。
しかし、この「柔軟な働き方」というキーワードに、NHK関係者は複雑な表情を浮かべます。「まるでうちが育児に理解がないような印象を与えないか」とピリついた空気が漂っているのです。実情を辿れば、和久田アナが2023年に「ニュース7」で職場復帰した際、局側は彼女のために特別な配慮を重ねていたといいます。午後出社を認め、月曜から木曜までの出演に絞るなど、異例の「和久田シフト」を敷いてバックアップしていました。
2024年夏に第2子を出産後、産休を経てナレーションの仕事から復帰していた彼女ですが、最終的に選んだ道は民放でのレギュラー番組でした。別の局員からは「自分のペースで仕事を選択していきたいという思いが強かったのかもしれないが、移籍には驚いた」との本音も漏れます。
今後は女性アナウンサーのマネジメントに定評がある「セント・フォース」に所属し、新たなステージに立つ和久田アナ。家庭を優先しながらも報道の最前線に復帰する彼女が、民放の夜にどのような新風を吹き込むのか。その手腕に注目が集まります。