湖月わたるが明かす現役続行の秘訣、退団20周年公演への熱き想いとストイックな素顔
元宝塚歌劇団星組のトップスターとして人気を博した女優の湖月わたるが13日、大阪市内で開催された退団20周年記念公演TUMBLEWEED(タンブルウィード)の取材会に登場しました。11月6日から8日まで宝塚バウホールで行われる本公演を前に、現在の心境やこれまでの歩みを晴れやかな表情で語りました。
今回のステージは2部構成となっており、第1部ではかつて湖月が演じてファンを魅了した伝説のガンマン、カラミティ・ジェーンの波乱に満ちた生涯を、朗読とダンス、歌を融合させた新たなスタイルで描きます。初演時からジェーンというキャラクターに惚れ込んでいたという湖月は、彼女の不器用ながらも一生懸命に生きる姿に触れ、その生き様や心は現代を生きる人々の胸にも深く響くものがあるはずだと作品への自信をのぞかせました。
第2部では、日替わりで豪華なゲストが登場します。6日と7日は安蘭けい、最終日の8日は紫苑ゆうを迎え、ファンには馴染み深いナンバーやトークでアニバーサリーを盛り上げます。
現在54歳を迎え、退団後もダンスを軸に第一線で活躍し続けている湖月ですが、そのコンディションを維持する裏側にはストイックな姿勢がありました。若い頃のような勢いだけでなく、長く踊り続けるためには自分の体と真摯に向き合う必要があると多くの師から助言を受けてきたと言います。本当に地味なトレーニングを地道に積み重ねてきた結果、驚くべきことに今が一番踊りやすいと感じていると現在の好調ぶりを明かしました。
一方で、舞台を最優先にするあまりプライベートでは我慢していることもあるようです。マリンスポーツやスキー、サーフィンといったアクティブな趣味に挑戦したいという願望はありつつも、やはり舞台に支障が出るようなことはできないと、プロフェッショナルとしての徹底したこだわりを語る場面もありました。
最後に、観客の心に触れ、そっと背中を押してあげられるような作品にしたいと語った湖月。魂を込めて挑む20周年のステージは、彼女の新たな黄金時代の幕開けとなりそうです。