ヤンキース・ブーン監督がチザムのルール無知を否定、彼は愚かな男ではない
ニューヨーク・ヤンキースのジャズ・チザム・ジュニア内野手が、自身の発言をきっかけにファンの猛烈なバッシングにさらされています。事の発端は、現地時間11日に行われたレイズ戦での幕切れでした。
1点リードで迎えた延長10回、ヤンキースは同点に追いつかれ、なおも一死満塁の窮地に立たされます。ここでアランダが放った二塁へのゴロを、二塁手のチザムが捕球ミス。さらに一塁への送球も逸れるという痛恨のプレーが重なり、チームは4ー5でサヨナラ負けを喫しました。
試合後、チザムはこの場面について「一塁走者にタッチしてから一塁へ送球するつもりだった」と釈明。しかし、フォースアウトが成立する状況で二塁を踏んでから一塁へ転送するなどの選択肢もあったはずだと指摘されると、報道陣に対し「最初に一塁に投げたらダブルプレーになるのか。打点はつかないのか。ルールがよくわからない」と首をかしげる一幕がありました。この「ルール無知」とも取れる発言がSNSで拡散されると、ファンからは「プロとしてあり得ない」と批判が殺到し、炎上状態となりました。
これを受け、翌12日にアーロン・ブーン監督が事態の沈静化に乗り出しました。監督はあらためてプレーの映像を確認した上で「難しいプレーだった。もし完璧に捕球できていればタッチできた可能性もあった」とチザムをフォロー。さらに物議を醸している発言についても「彼は決して愚かな男ではない。ルールを混同しているわけでもない」と断言しました。
ブーン監督は「あれは彼独特の言い回しであり、メディアを前にした時の彼なりの決まり文句のようなもの。彼は賢いし、ルールも熟知している」と語り、若き内野手の名誉を全力で守りました。新天地で注目を集めるチザムですが、フィールド外での振る舞いを含め、ニューヨークの厳しい視線にさらされる日々が続きそうです。