ヤンキースのチザム、不振の理由は寒さ?メディアからはポストシーズンを危惧する声
ニューヨークヤンキースのジャズチザムジュニア内野手が、極度の打撃不振について意外な理由を明かし、現地メディアから冷ややかな視線を浴びています。日本時間11日に行われたレイズ戦に6番二塁で先発出場したチザムでしたが、4打数無安打と沈黙。チームも3-5で敗れて3連敗を喫し、自身の打率も1割7分にまで落ち込む深刻な事態となっています。
昨年の同時期を下回るスローペースな滑り出しについて、報道陣から問い詰められたチザムは、開口一番に寒い、それだけだと言い放ちました。本人はスイングの感触自体は悪くないと主張しており、寒い中で数イニング守備に就いていると体が凍り始めてしまうと弁明。言い訳にするつもりはないと前置きしながらも、気温が上がれば調子も上がると語り、バットの感触が分からなければまともにプレーできないと、あくまで環境が要因であると強調しました。
確かに現在のニューヨークは依然として冷え込みが厳しい時期ですが、メディアはこの主張を厳しく断罪しています。スポーツイラストレイテッド誌は、もし寒さが原因ならチーム全体が苦戦しているはずだと指摘。実際、同僚のライスが3割4分2厘、スタントンが3割2分6厘と高打率をマークしている事実を挙げ、チザムの言い分との矛盾を突いています。
さらに厳しい論調を展開したのはファンサイデッドで、10月のニューヨークがどれほど寒くなるか分かっているのかと一喝。ポストシーズンが進むにつれて気温はさらに下がるため、4月の寒さに耐えられない選手が、よりプレッシャーのかかる10月にハイレベルな打撃を披露できるはずがないと切り捨てました。同メディアは、寒さを理由にプレーできないのであれば、オフの再契約についても球団は再考すべきだとまで踏み込んでおり、背水の陣に追い込まれた悪童が今後どのようなパフォーマンスを見せるのか注目が集まります。