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横浜F・マリノス諏訪間幸成が父・諏訪魔から学んだ執念 生き残りかける川崎戦へ「人生かかっている」

田島 恒一

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DF諏訪間幸成

J1横浜F・マリノスの若きセンターバック、DF諏訪間幸成が不退転の決意で伝統の一戦に臨もうとしています。プロ2年目の今季は出場機会に恵まれない苦しい時期を過ごしてきましたが、前節のFC東京戦で今季リーグ戦初先発をマーク。しかし、チームは1ー3と完敗を喫し、自身にとっても悔しさの残る結果となりました。

負傷者が相次ぐ最終ラインの事情もあり、18日にホームで行われる川崎フロンターレ戦でも再び出番が回ってくる可能性は高い状況です。17日の練習後、取材に応じた諏訪間は「自分としてはここがラストチャンス。自分のサッカー人生がかかっている試合になる」と、並々ならぬ覚悟を口にしました。前節の失点に絡んだ場面を猛省し、難しい選択を避けてシンプルにプレーを切るといった判断の徹底を自らに課しています。

そんな折、諏訪間が再起のヒントを求めて手を伸ばしたのが、父である全日本プロレスの人気レスラー、諏訪魔の映像でした。動画サイトで探し出したのは、2004年10月に行われた父のデビュー戦。馳浩に敗れた一戦をあえて視聴した理由について「キャリア初期にどう動いていたのか、がむしゃらさや新人の勢いを感じたかった」と明かしました。

トップレスラーとして君臨する現在の父ではなく、もがき苦しんでいた若手時代の姿に、現在の自分を重ね合わせた諏訪間。「ピッチに立ったときにどうサポーターに気持ちを見せるか。見せ方も大事だと学びになった」と、プロアスリートとしての振る舞いについても大きな刺激を受けたようです。

黒星からスタートし、泥臭く這い上がって頂点へと登り詰めた父のように、息子もまたこの逆境を跳ね返せるか。横浜の背番号36が、自らの右足と魂でサッカー人生を切り拓こうとしています。

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