WBCの熱狂再び?吉田正尚、因縁の左腕ロメロに屈するも驚異の出塁率5割をキープ
ボストン・レッドソックスの吉田正尚外野手が、日本時間11日に敵地で行われたセントルイス・カージナルス戦に3番・指名打者として先発出場しました。この日のハイライトとなったのは、かつてのWBCでの劇的なシーンを彷彿とさせる右腕との対決でした。
吉田選手は1回に死球で出塁すると、1点を追う4回には先頭打者としてライト前ヒットを放ち、逆転劇の起点となる活躍を見せます。しかし、1点を追いかける展開で迎えた8回、一死一、三塁という絶好のチャンスで打席が巡ってきました。
マウンドにいたのは、カージナルスの救援左腕ジョジョ・ロメロ投手。2023年のWBC準決勝メキシコ戦で、吉田選手が起死回生の同点3ランを放った相手です。あの時と同じようにランナーを背負った緊迫のシチュエーションでしたが、今回はロメロ投手に軍配が上がりました。フルカウントまでもつれ込んだ末、最後は見逃し三振。侍ジャパンで見せた奇跡の再現とはならず、ロメロ投手に雪辱を許す結果となりました。
チームはその後、反撃が届かず2ー3で逆転負けを喫しています。悔しい三振となった吉田選手ですが、この試合でも3打数1安打1死球と奮闘し、3試合連続でのマルチ出塁をマーク。今季の出塁率は5割という驚異的な数字を維持しており、因縁の対決に敗れはしたものの、バットの状態そのものは依然として高い水準にあることを証明しています。