京都男児遺棄事件で父が殺害認める供述、専門家が分析する肉親間の犯行心理
京都府南丹市で11歳の安達結希さんの遺体が発見された事件が、大きな進展を見せています。死体遺棄の疑いで逮捕されていた父親の安達優季容疑者が、警察の調べに対し結希さんの殺害を認める趣旨の供述をしていることが判明しました。安達容疑者はこれまでの取り調べでも「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めていましたが、死体遺棄のみならず殺害についても自身の関与を語り始めた形です。
事件の概要によれば、安達容疑者は3月23日から4月13日までの間に、南丹市内の場所に遺体を隠し、その後に遺棄したとされています。この衝撃的な展開を受け、4月16日放送のTBS系情報番組「ひるおび」では、犯罪心理学に詳しい東京未来大学副学長の出口保行氏がリモートで出演し、事件の背景を分析しました。
出口氏は、一般的な殺人事件において加害者と被害者の面識率は90%を超え、さらにそのうち肉親が占める割合は50%から60%と非常に高い水準にあることを指摘しました。こうした親族間での事件の動機については、不満などの負の感情が根底にあることが多いといいます。
出口氏は「殺人という前提で考えれば、日頃の人間関係の中で蓄積されたストレスを一気に解消しようとした結果、事件へとつながるストーリーが見えてくる」と解説。今後、具体的な供述の内容が明らかになるにつれて、事件前後の状況や犯行に至った経緯がより鮮明になっていくとの見解を示しました。最愛の娘が命を落とすという最悪の結果に対し、父親の口から何が語られるのか、捜査の行方に注目が集まっています。