羽生結弦が魂の再始動 新作プリクエル発表で映画・国宝の原摩利彦と全曲コラボへ
フィギュアスケートの五輪2連覇王者で、現在はプロとして活動する羽生結弦が11日、地元である宮城のセキスイハイムスーパーアリーナで単独公演の幕を上げました。今回のステージは、これまで彼が紡いできたアイスストーリーの番外編となるリアル・アイヴ。リンクには、自身の代名詞ともいえるSEIMEIなどのプログラムが次々と繰り出され、詰めかけたファンを魅了しました。
久しぶりの単独でのフルステージに、羽生は正直な胸の内を明かしました。かなりの練習を積んできた自負はあったものの、1人で滑り続ける構成は昨シーズン以来ということもあり、独特の緊張感があったといいます。それでも氷上での研ぎ澄まされた滑りは健在で、メンテナンス期間を経てさらに深化したパフォーマンスを披露しました。
公演の終盤には、会場がどよめくサプライズも用意されていました。次回作となるプリクエルの開催が公表されたのです。具体的な時期については明言を避けたものの、準備は着実に進んでいる様子。注目すべきは、映画・国宝などの劇伴で知られる音楽家の原摩利彦氏との全面タッグです。
羽生によれば、当初は数曲の制作を依頼するつもりだったそうですが、多忙を極める原氏から全部書きたいという熱い逆提案を受けたといいます。トップクリエイター同士の共鳴によって生まれる新作は、フィギュアスケートの枠を超えた芸術作品となることが期待されます。新たな一歩を踏み出した表現者・羽生結弦が、次にどのような世界を見せてくれるのか、その全貌から目が離せません。