元民進党代表の大塚耕平氏が死去 66歳、政策通として知られる
元参議院議員で、かつて民進党代表を務めた大塚耕平氏が死去した。66歳だった。
関係者によると、大塚氏は3月2日、心不全のため亡くなった。葬儀は近親者のみで執り行われたという。
大塚氏は1959年、名古屋市生まれ。早稲田大学大学院で経済政策などを研究した後、日本銀行に入行し、金融政策や経済分析に携わった。中央銀行での経験を持つ異色の政治家として知られていた。
2001年の参院選で旧民主党から愛知選挙区で初当選。以降、参議院議員を4期務め、経済・財政分野に強い政策通として党内外で評価された。民主党政権下では内閣府副大臣や厚生労働副大臣などを歴任した。
2017年には民進党代表に就任。野党再編が進む中で党運営のかじ取りを担い、その後は国民民主党の共同代表なども務めた。
参議院議員を退いた後も政治活動を続け、2024年には名古屋市長選に立候補したが当選には至らなかった。その後、衆院選への出馬も取り沙汰されたが、体調面などを理由に見送っていた。
冷静で理論的な議論を重視する政治姿勢で知られ、特に財政政策や金融政策の分野では専門的な知見を持つ政治家として存在感を示していた。
訃報を受け、与野党の関係者からは「政策に真摯に向き合う政治家だった」と惜しむ声が上がっている。