「憲法改正の時は来た」高市首相の強気発言に共産・小池氏が反論、今優先すべきは改憲か生活か
日本共産党の小池晃書記局長は13日、国会内での記者会見に臨み、前日の自民党大会で高市早苗首相が憲法改正に向けて「時は来た」と宣言したことに対し、真っ向から異を唱えました。
高市首相は就任後初となる党大会において、日本人による自主憲法の制定が党是であることを改めて強調。来年の党大会までに改憲発議のめどを付けたいとの姿勢を鮮明にしましたが、これに対し小池氏は、世論調査の結果を引いて「国民は改憲を政治の優先課題とは捉えていない」と指摘しました。さらに、時の首相が改憲の旗を振ること自体、立憲主義の観点から問題があるのではないかと批判を強めています。
自民党が策定したビジョンの中で改憲を「死活的に重要」と位置づけていることについても、小池氏は強い違和感を表明。「いま死活的に重要なのは、イラン戦争を終結させることだ」と断じ、戦争に伴う原油高騰や物資不足から国民の暮らしを守ることこそが、政治が取り組むべき最優先事項であると主張しました。
一方で、14日から審議が始まる「防災庁」の設置法案については、前向きな姿勢を見せています。災害発生から復旧、復興までを一貫して担う司令塔組織の必要性を認め、小池氏は「総合的な対策を講じるための新組織は必要。法案には賛成する」と明言。政権の姿勢には厳しく対峙しつつも、国民の安全に直結する政策については協力を惜しまない構えを見せています。