大竹まこと「普通の国じゃ何もできないの?」高市首相の改憲発言に抱いた違和感
タレントの大竹まことが10日、パーソナリティを務める文化放送の生ワイド番組「大竹まことゴールデンラジオ!」に出演しました。番組内では、自民党と日本維新の会が議論を加速させている憲法改正の話題を取り上げ、自身の考えを述べました。
議論の焦点となったのは、安全保障に関連して高市早苗首相が発信している「右傾化などではなく、普通の国になるだけ」という言葉です。大竹はこの「普通の国」というフレーズに注目し、その言葉が指し示す真意について「どういうことかな?とちょっと思って」と率直な疑問を口にしました。
大竹は、世界各地で紛争が起きている現状に触れつつ、有事の備えができる国という意味だけでなく「攻められた時にちゃんと戦争ができるような国という意味も含まれているのではないか」と分析。その上で「これまでの憲法が守られてきた日本は、普通の国ではなかったということになるのか」と首をかしげました。
さらに、戦後80年にわたり憲法9条のもとで一度も他国と戦わずに済んだ実績を強調。「日本は世間一般の普通の国の概念からは外れるかもしれないが、戦争をせずに今日までやってきたことは非常に大事なこと」と、平和主義の歩みを高く評価しました。
最後に大竹は、日本が世界に対して「戦争をしない国」として認知されている現状を指摘。「憲法改正でどこを変えたいのかは私にはわからないが、今までの国では何もできないということなのか。今のままでいいと思うのだが」と語り、拙速な改憲の動きや現状を否定するような表現に強い違和感を示しました。