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社民党に激震?福島党首と大椿氏の冷戦状態で問われる党大会の結束力

高橋 恒一

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福島瑞穂(右)と大椿裕子

崖っぷちの状況が続く社民党で、トップ二人の不協和音が止まりません。今月の党首選で福島瑞穂氏が再選を決めたものの、その後の展開は火に油を注ぐ形となっています。問題となっているのは、当選後の記者会見で対立候補だった大椿裕子氏の発言機会が奪われた一件。この振る舞いに批判が殺到する中、2月下旬の党大会を前に党の団結が危ぶまれています。

15日に行われた定例会見で、福島氏は騒動の責任を問われると、会見の仕切りはすべて党首選挙実施本部が決めたことだと主張しました。自身は決定に関与できる立場になく、従うしかなかったと釈明。あくまで組織の判断であり、自身の意思ではないことを強調しましたが、これが火種をさらに大きくすることに。

一方、会見を途中で席を立つほど憤っていた大椿氏は、SNSを通じて即座に反論しました。福島氏の「本部の決定に従った」という説明に対し、実施本部長から聞いた話と全く違うと疑問を呈したのです。公的な場での謝罪はあったものの、いまだに直接の謝罪はないとされる現状に、大椿氏は信頼関係が失われるきっかけになると残念な胸中を明かしました。

現在、社民党の国会議員は福島氏とラサール石井副党首のわずか2人のみ。これ以上の内紛は文字通り党の存続に関わります。福島氏は党の改革と支持拡大に意欲を見せていますが、肝心の足元はピリピリとしたムードに包まれたままです。支持者からも直接対話による和解を望む声が上がる中、今度の党大会が再生の一歩となるのか、それとも決裂の舞台となるのか。綱渡りの運営が続きます。

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