アストンマーティン苦境でも強気 バトン氏が断言「将来トップ4に入れる」
苦しいシーズン序盤を過ごすアストンマーティンに対し、元F1ドライバーでチームアンバサダーを務めるジェンソン・バトン氏(46)が、将来的な浮上へ力強い見通しを示した。
スペイン紙「アス」の独占インタビューに応じたバトン氏は、今季開幕から完走はわずか1回と厳しい状況が続くチームについて言及。アストンマーティンとホンダのタッグに期待を寄せ、「ホンダと組んでいることは大きな魅力」と評価した上で、自身がホンダを深く理解していることにも触れた。
さらに、これまでのキャリアでホンダとともに特別な時間を重ねてきたと振り返りながら、「今は簡単な時期ではない」と現状を認めつつも、今後に向けて前向きな見方を崩さなかった。
バトン氏は、チーム内部でも現在の立ち位置をしっかり共有できていると説明。「土台はすでにできている」とした上で、競争力を取り戻せると確信していると強調した。アストンマーティンとホンダの提携はまだ始まったばかりで、チーム代表エイドリアン・ニューウェイとの連携も同様に、形になるまでには時間が必要だという。
その一方で、「多くの要素を組み合わせていかなければならず、一晩で完成するものではない」としながらも、チームが将来的に大きく飛躍できるポテンシャルは誰もが理解していると指摘。最終的には「トップ4に食い込める」と言い切った。
具体的な時期については明言を避け、「数字を挙げるのは難しいし、自分が答える立場ではない」としつつも、ホンダとのプロジェクトが失敗に終わる可能性を問われると、きっぱりと否定。「100%の自信がある。あとは時間の問題だ」と強い口調で語っている。
バトン氏は、2006年のハンガリーGPでホンダに初優勝をもたらした実績を持つなど、同社との結びつきが深い存在。そんなレジェンドが太鼓判を押すアストンマーティンの再建ロードマップが、今後どこまで現実味を帯びていくのか注目が集まりそうだ。