スキーンズの“ひと言”に米騒然 パイレーツ超新星グリフィン大型延長でドジャース移籍説が再燃
パイレーツが8日(日本時間9日)、球界屈指の超有望株として注目を集めるコナー・グリフィン内野手(19)と、2034年までの契約延長に合意したと発表した。契約は9年総額1億4000万ドル(約222億6000万円)で、球団史上最大規模の大型ディールとなった。
グリフィンは2024年ドラフト全体9位で入団した逸材。昨季は2Aを含むマイナーで計122試合に出場し、打率3割3分3厘、21本塁打、94打点、65盗塁と圧巻の数字を残し、マイナー年間最優秀選手にも選出された。さらに、3日(同4日)のオリオールズ戦では、2018年のファン・ソト以来となる10代でのメジャーデビューを果たし、初安打と初打点もマーク。将来を嘱望される“超新星”として一気に存在感を高めている。
そんな中、同日に取材対応したチームのエース右腕ポール・スキーンズ投手(23)は、後輩の大型契約について問われると「本当にうれしい」と笑顔を見せた。ただ、その締めくくりのひと言が波紋を広げた。「彼はこれから長い間、パイレーツの顔になるだろう」
このコメントに、米メディアは敏感に反応。米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は、現時点でパイレーツの“顔”といえば、23歳にしてナ・リーグのサイ・ヤング賞を手にしたスキーンズ本人だと指摘。その一方で、スキーンズはまだピッツバーグとの長期契約延長に至っておらず、現状では2029年シーズン終了後にフリーエージェントとして他球団へ移る可能性があると伝えた。
さらに同メディアは、2018年以来勝ち越しシーズンのないチーム状況に対し、スキーンズがすでに不満を示していることにも言及。最近では資金力のある強豪球団との関連も取り沙汰されているとし、今回の「グリフィンこそ長期的な顔」とも受け取れる発言が、去就をめぐる見方をさらに加速させる可能性があると報じた。
スキーンズにはこれまでもたびたび移籍説が浮上しており、なかでも有力候補として名前が挙がるのがドジャース。パイレーツの未来を託された19歳の大型契約が、なぜかエース右腕の将来にまで注目を集める展開となっている。