【MLB】ナ高ア低が鮮明…ナ・リーグ中地区だけでア・リーグ超えの異例スタート
MLBの2026年シーズンが開幕してから、およそ2週間。ここまでの戦いで、ナ・リーグの勢いが際立つ“ナ高ア低”の構図がくっきりと浮かび上がっている。
ア・リーグで勝率5割以上をキープしているのは、ヤンキースの8勝3敗、ガーディアンズの8勝5敗、レンジャーズの7勝5敗の3球団のみ。対するナ・リーグは、9勝3敗のドジャースを先頭に、すでに8球団が勝率5割を上回るスタートを切っている。
なかでも目を引くのがナ・リーグ中地区だ。カブスは5勝5敗でちょうど五分ながら、レッズが8勝4敗、ブルワーズが8勝4敗、パイレーツが7勝5敗、カージナルスが7勝5敗と、残る4球団はいずれも勝ち越し。1地区だけで、ア・リーグ全体の勝ち越しチーム数を上回るという、かなり偏った序盤の様相となっている。
この異例の傾向は、米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」も8日(日本時間9日)に「MLB驚きの事実」としてピックアップ。現時点で深刻な問題と決めつけるのは早いとしながらも、ここまで明確な差が出ている状況には警鐘を鳴らした。
同誌は、片方のリーグに強豪が集中し、もう一方が低調なまま推移するようであれば、リーグ全体にとって望ましい形ではなく、ビジネス面でもマイナスになりかねないと指摘。まだシーズン序盤とはいえ、この“ナ高ア低”の流れが今後どこまで続くのか、早くも注目が集まっている。