バルセロナ、カンプノウで痛恨黒星 20年ぶり屈辱…4強へ敵地で“奇跡”なるか
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦が8日(日本時間9日)に行われ、バルセロナは本拠地でアトレチコ・マドリードに0-2で敗れた。スペインの強豪同士による注目カードだったが、ホームでの敗戦はあまりにも重い一撃となった。
試合の流れが大きく傾いたのは前半終了間際だった。前半44分、DFパウ・クバルシが背後から相手を倒して一発退場。数的不利に陥った直後、そのファウルで与えたFKからアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスに直接ゴールを決められ、バルセロナは先制を許した。
1人少ないまま後半に入ると、後半25分にも追加点を献上。反撃を試みたものの最後までネットを揺らせず、ホームで無得点のまま敗戦を喫した。
バルセロナが本拠地カンプノウでアトレチコ・マドリードに敗れるのは、2006年5月以来実に20年ぶり。昨季のリーグ戦ではホーム開催で敗れているが、当時はカンプノウ改修中のため別会場で行われており、今回は“本来の本拠地”での屈辱的な黒星となった。
アトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督も、敵地での歴史的な白星に感慨深げだった。「私が率いるチームがカンプノウで勝ったことは一度もなかった」と語り、特別な1勝だったことをにじませた。
この結果を受け、スペイン紙「ムンド・デポルティボ」は、バルセロナが生き残るには第2戦の舞台となるメトロポリターノで“奇跡”が必要になると伝えている。14日(同15日)に控える第2戦はアトレチコ・マドリードのホーム開催。しかも同クラブは欧州CL決勝トーナメントで14勝6分けと無敗を維持しており、バルセロナにとっては極めて厳しい条件がそろう。
それでも、バルセロナのハンジ・フリック監督は逆転突破への思いを隠していない。敵地決戦を前に「我々には実力があり、状況を変えられる選手もいる。魔法のようなプレーに集中する必要がある」と意欲を示しており、4強入りへ最後まで望みをつないでいる。